昨日は明治神宮の「明治神宮御苑」へ。
朝9時頃に目が覚めて、何故か「今日行こう」と思い定めてしまった。
何だかんだと準備を整え、時計を見ると午前10時。
あやしい雲行きだったので、折り畳み傘をカバンに入れて家を出た。
電車で原宿に着いたときには、既に雨。
やっぱり傘を持ってきて良かった、と胸を撫で下ろす。
夏休み、しかも日曜日のせいか、明治神宮はそこそこの参拝客。
晴れていたらもっと多かったかもしれない。
外国人の方も割と多い。英語の他に、中国語・韓国語も耳に入ってきた。
明治神宮御苑へは、北門から入っていった。拝観料(入場料)500円。
この御苑は、江戸時代に加藤家・井伊家の下屋敷庭園だったそうで、明治時代に宮内省所管となったらしい。
面積約83,000平方メートル。苑内には、隔雲亭(かくうんてい)、御釣台(おつりだい)、四阿(あづまや)、菖蒲田(しょうぶだ)、清正井(きよまさのいど)がある。
私の目的は、清正井の湧き水に触れることで、そこに一直線に向かうつもりでいたのだが、一歩また一歩と苑内に足を踏み入れるたびに、ゆっくり回ってみたい気持ちにかられて、素敵な緑の景色を愛でつつ、そして池の中の鯉や亀などを眺めたりしつつ、心落ち着く時間を過ごすことができた。
手入れが行き届いているせいもあるだろうが、苑内の緑は不思議なほど素敵だった。
風情のある四阿で少し雨宿りをしたり、まだ青々とした紅葉の葉を見ながらその美しさに心を奪われたりした。
菖蒲田では、稲のような植物が植えられていて、「峰の雪」「宇宙」「玉宝蓮」などと名前が添えられていた。
清正井の水はとても澄んでいて、そして冷たかった。
ふとその流れ出る方向に目をやると、そこは先ほど通った菖蒲田の方向だった。そしてその向こうには、南池が広がっている。
携帯のカメラで何枚か写真を撮ったのだが、雨模様にもかかわらず、意外にもとてもきれいに写っていた。
明治神宮の本殿の手前に、明治天皇が詠まれた句があった。
「あさみどり 澄みわたりたる 大空の 廣きをおのが 心ともがな」

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