平成21年7月2日木曜日

顰蹙文学カフェ

高橋源一郎・山田詠美の「顰蹙文学カフェ」。
(講談社、2008年6月初版)

この本は、高橋・山田の両氏に「顰蹙を買っている」と認められた作家5名の方々が登場する。
カフェの“共同経営者”である高橋氏と山田氏との対談、そして両氏×ゲストの鼎談集だ。

鼎談のゲストは、島田雅彦氏、中原昌也氏、車谷長吉氏、古井由吉氏、瀬戸内寂聴氏。

本書において「顰蹙を買っている」とは、誉め言葉である。
「顰蹙を買っている」すなわち「文学に風穴を空けている」と言い換えることができるのかなと思う。
これまで顰蹙を買っていた人の遣り方を踏襲しても、それは新しくも何ともない。
基本を押さえつつ、変化をつけなきゃダメだよってことなのかな。

「世捨て人になりたかった」という車谷氏の回の鼎談が、意外と面白かった。

0 件のコメント: